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Products製品

  • PHC杭

    プレテンション方式遠心力高強度プレストレスコンクリート杭

    PHC杭は、設計基準強度80N/m㎡以上の高強度コンクリートを遠心締固めによって製造したコンクリート杭である。

    有効プレストレス量によって、A種(4N/m㎡)、B種(8N/m㎡)、C種(10N/m㎡)に区分される。高強度コンクリートであるため、高軸方向耐力を有する事を特長としている。

    また、せん断耐力及び変形性能を確保するために、道路橋示方書同解説の規定によるらせん筋量を多くしたせん断補強杭(いわゆるJIS強化杭)もある。

  • 節杭

    節付きPHC杭

    節杭は、地盤の摩擦力を大きくとることを目的とし、PHC杭(本体部)に定間隔(主に1m間隔)に節部を設けた杭である。主に摩擦杭として用いられてきたが、最近では支持杭としても使用されている。

  • PRC杭

    遠心力プレストレスト鉄筋コンクリート杭

    PRC杭は、PHC杭に鉄筋コンクリート用異形鋼棒又は平鋼を配置し、横拘束筋としてせん断補強筋を付与したもので高曲げ耐力、変形能力、せん断耐力を有している。上杭として主に使用されている。

    (一社)コンクリートパイル建設技術協会では、有効プレストレス量6N/m㎡程度のPRC杭をCPRC杭の名称で標準仕様化している。

  • SC杭

    外殻鋼管付きコンクリート杭

    SC杭は、設計基準強度80N/m㎡以上の高強度コンクリートを鋼管の中空部に注入し、遠心締固めによって製造した鋼管コンクリート杭である。 膨張材を添加することでコンクリートと鋼管の付着力を高めている。

    尚、鋼管の材質は、JIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管)に規定されているSTK400、STK490、あるいはJIS A 5525(鋼管ぐい)に規定されるSKK400、SKK490が一般的に使用されている。大きな曲げ変形を生じてもコンクリートが鋼管の局部座屈を防止し、コンクリートは鋼管により拘束されているので、非常に大きな靭性を有する。経済性を考慮して、上杭として主に使用されている。

Method工法

  • プレボーリング併用打撃工法

    本工法は、杭の打込み位置にあらかじめアースオーガーなどを用いて地盤中に杭径程度で所定深度まで掘削した後、この掘削孔に杭を建て込み支持層地盤までパイルハンマーで打込み、支持カを発現・確認する工法である。

  • セメントミルク工法

    本工法はスパイラルオーガと先端ビットにより掘削液を注入しながら地盤を掘削し、所定の深度に達したら根固め液に切り替えて支持層の土砂を掘削、攪拌する。

    その後スパイラルオーガを正転で引き上げながら杭周固定液を注入する。

    その後、先端閉塞型のコンクリートパイルを自沈、圧入または軽打により所定深度に定着させる工法である。

  • 中掘り最終打撃工法打撃工法

    中掘り最終打撃工法は、既製コンクリートパイルを用いた埋め込み杭工法に分類される中掘り工法である。

    本工法は、杭の中空部に挿入したスパイラルオーガと掘削ビットにより杭先端地盤を掘削し、掘削残土を杭中空部を通して杭頭部から排出しながら所定深度まで杭の自重または強制圧入により支持層直近深度まで沈設する。

    その後、ドロップハンマーや油圧ハンマーで杭頭部を打撃することによって支持力を発現させる工法である。

  • 中掘り根固め工法

    杭中空部に挿入したオーガにより、杭先端の地盤を掘削し、掘削した土砂を杭中空部を通して杭頭部から排出、杭の自重および圧入により所定深度まで杭を沈設する。

    そのオーガ先端から根固め液を注入し球根を築造し、根固めの硬化によって支持力を発現させる。低振動、低騒音で施工できる。

  • HIFB(ハイエフビー)工法

    掘削はオーガビット、攪拌ロッド等からなる掘削攪拌装置を用いて、掘削益を注入しながら行い、所定震度まで泥土状の掘削孔を造成する。

    支持層深度付近において根固め液を注入して掘削孔底部に根固め球根を築造した後、掘削攪拌装置を引き上げながら杭周固定液を注入攪拌して、ソイルセメント状の掘削孔を築造する。

    その後掘削孔内に杭を自沈または回転圧入により埋設して、根固め球根部に杭先端を定着する工法である。

  • HYPER-ストレート工法

    オーガヘッド、スクリュウ、攪拌ロッド及び連結ロッド等で構成される掘削攪拌装置を使用して、無水または水や掘削液を注入しながら所定掘削深度まで掘削する。

    その後、掘削底面において根固め液を注入し、上下反復して根固め球根を築造する。 根固め液注入完了後、杭周固定液注入範囲に杭周固定液を注入しながら。掘削攪拌装置を引きあげる。

    以上の方に施工された孔内に、杭を自沈または回転によって挿入し、設置する方法である。

  • HYPER-MEGA工法

    拡大ヘッドと螺旋部分に切り欠きを有するスリットスクリュー・攪拌ロッド等を用いて、適宜掘削液を吐出しながら所定の深度まで掘削した後、拡大ヘッドの拡大翼を拡翼させ、杭周充填液を吐出しながら、拡大根固め部長さLg以上、杭長の50%以下の長さの範囲を拡大掘削するとともに上下反復し、杭周充填液と掘削土砂を攪拌混合する。

    その後、先端部において、根固め液を注入しながら所定範囲を上下反復して根固め部を築造する。

    拡大ヘッドによる拡大掘削径Deは、基準掘削径=Don+0.05mの1倍から2倍で任意の値を取れる。Donは根固め部に位置する節杭の節部径であり、De/Dsを拡大比ωと呼ぶ。

    このように築造した掘削孔内に節杭のみ、あるいは節杭+ストレート杭を建て込み、地盤に定着させ、杭本体と根固め部及び地盤との一体化を図り、支持力を発現する工法である。

  • COPITA型プレボーリング杭工法

    攪拌機構を備えたロッド及びオーガーヘッドを用いて適宜掘削水を注入し、全長同径で、孔内を攪拌しながら地盤を掘削する。

    所定深度まで掘削後、掘削ロッドを上下反転し、掘削孔を築造する。この後、根固め部、杭周固定部を築造する。

    このようにして造成した掘削孔に杭を建て込み、杭の自重沈設後、圧入または回転沈設により杭を所定の深度に定着させ、根固め部と杭とが一体となり支持力を発現する工法である。

  • トリプルプレートジョイント(T・P JOINT:接続プレート・嵌合方式無溶接継手)

    本継手は、端部金具。接続プレート及び接続ボルトから構成されている。端部金具は、端板、側板及び補強バンドを一体化したものであり、端板の外周部は、下杭と上を突き合わたとき、接続プレートで挟み込むことができるような特殊な形状をしている。

    側板にはネジ穴が設けられており、このネジ穴に接続プレートを介して接続ボルトを締め付けることにより、接続プレートを杭本体に固定するようになっている。

    接続プレートは、三つ割りの構造で、内側には上下の杭を挟み込むための嵌合溝がある。

  • 無溶接継手孔(ペアリングジョイント:略称PJ⇒リング嵌合方式)

    本継手は、端部金具、内リング及び外リングから構成されている。

    端部金具は、端板と継手リング及ぶ補強バンド空で来ており、端板は上杭と下杭をつき合わせたときに内リングで挟み込むことのできる突起が付いた特殊な形状をしている。内リングは、等分割されており、内側は上杭と下杭の端板突起部を挟み込むことができる2本の突起がついている。外側は、上方に厚いテーパー状になっており、表面は3mmピッチの細やかな溝が刻まれている。この溝は、同様な溝の刻み込まれた外リングの内側との間でかみ合う構造になっている。

    外リングは、内側がテーパー状になっており、分割された内リングを外側から拘束する役割を持っている。


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